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22/7 定期公演 “ナナニジライブ” #5 レポート
パフォーマンスもどんどん進化していき、歌やMCのときの表情もそれぞれの個性が出てきた定期公演もあっという間に5回目となる。そんな“ナナニジライブ“#5 のオープニングは、歌詞やダンスから物語性を強く感じる「理解者」から。何度見てもセリフ部分や葛藤を表現したようなダンスにハッとさせられてしまう。見せ方も洗練されてきているので、あっという間に曲の世界に引き込まれてしまった。
続くメンバー挨拶では、「真夏日に負けないくらいアツアツなライブにします!」と天城サリーが力強く宣言。前日までの雨もすっかり上がり、外は快晴で、令和になって初のライブを祝ってくれているようだった。5月が誕生月の宮瀬玲奈(5/26)、そしてキャラクターの佐藤麗華(5/20)には、客席から大きな「おめでとう」の声が飛ぶ。そして、最近セクシーポジションの座に君臨している白沢かなえは昭和のアイドル風の髪型にしてもらったらしく「昭和の色気漂う女を目指します」と言っていた。
挨拶が終わると、聴くたびに切ない気持ちになる「やさしい記憶」、それぞれの力強いボーカルとダンス、そして観客の熱狂が印象的な「未来があるから」で、会場を熱くしていく。その後のMCでは、ロビーに藤間桜ちゃんがいて出迎えてくれていたという話しから、彼女たちの冠番組『22/7 計算中』の話へ。最近、神木みかみ、東条悠希、柊つぼみがパネルを卒業し、キャラクターとして動き始めたのだが、その喜びを、中の人である涼花萌と高辻麗と武田愛奈で分かち合う(※技術的な問題で、3人の番組出演が決まったあと、3人はキャラクターのパネルで番組に参加、そこから一人ずつCGが付き動き始めていた)。地域の関係でTOKYO MXが映らない武田&高辻に、涼花が番組の様子をLINEで報告していたというほのぼのエピソードも披露していた。そしてそれに伴い、11人のキャラクターのツイッターも動き始めたそうで、現在『22/7 計算中』のツイッター企画も進行中(※2019年6月5日まで)なので、ぜひチェックしてほしい。
8人での「絶望の花」はシリアスにカッコよく、ライブで歌うたびにメンバーの笑顔が増えていっている11人での「韋駄天娘」では、激しいダンスをものともせず、みんなで拳を振り上げ、走り、ぴょんぴょんと飛び跳ねていた。どちらの曲もひとりひとりの表情がとても活き活きしていた。

MCでは、「『絶望の花』をどちゃくちゃにセクシーに踊りたくて、セクシーな白沢かなえちゃんの映像を見て、寄せて踊っていた」と海乃るりが打ち明け、意識したダンスを披露すると、白沢が即ダメ出し。セクシーは誰にも譲らないと振りを見せつけ「みんないつでもかかってきていいよ」と、余裕の受け答えをしていた。また、SHOWOROOM番組『ナナニジROOM』の話題では、前回、手押し相撲トーナメントの決勝で武田に負けた宮瀬が「とにかく悔しかったので、いつかリベンジしたい」と言うと、メンバーから「今やれば?」の声が。「でも勝つよ?」とすでに王者の貫禄の武田だったが、超真剣な宮瀬の気迫に押され、一瞬の隙を突かれてリベンジを許すという結果に。いきなり始まったふたりの真剣勝負だったが、観客も大いに盛り上がって楽しんでいた。そして天城サリーが「次は座って観ていただきたいです」と伝えると、高辻のソロコーナーへ。
客席の後方のドアが開き、スポットライトが当たる。そこに佇む高辻の手には一冊の本がある。始まったのは朗読劇。親友との出会い、そしてすれ違いからの拒絶と別れ、そして再会と仲直り……そんな青春の物語を演じていく。劣等感故に手放してしまった親友の手だが、その裏に大好きの感情があったことに気づいた主人公が、友達と再会し謝罪する。自分とは反対の太陽みたいな存在の子と友達になったことで、ツラいこともあったけれど、友達にならなければその感情はわからなかったし、それ以上に大事な想いを知ることができた。そしてそれらの経験は未来の自分へ必ず繋がると。最後の「願ったって叶わない。それでもどんなに遅くても願わないことには何も始まらない。」という一節は、彼女がみんなに伝えたかったメッセージだろう。「夢は絶対に叶うよ」ではないところが、本当に彼女らしいと思った。

ソロコーナーが終わると、一緒にラジオでレギュラーをやっていた海乃が泣きながら登場。この朗読の主人公のモデルが高辻本人で、脚本と演出、すべて自分でやっていて、この一ヶ月の努力も知っていたから余計に感無量だったと伝える。他のメンバーも、原稿を書いていた高辻の苦労は知っていたらしく、「朝4時までに第一稿を出さないといけない」と言っていたとか、突然「どうしようかな原稿の内容」と先生モードになっていたとか、お泊まり会をしたのに「夜は原稿書くからひとりにしてほしい」と言われ、すごく早く寝たなど、いろんなエピソードを語っていた。だが、一人で脚本を書き、演出も考え、しかも演じる。演じるのも一人2役だけではなく、モノローグも同時にしなければいけないので、かなり難易度の高い芝居だったのだが、それをきっちり披露したことは、本当に素晴らしかった。そして次のソロコーナーは、倉岡水巴が担当することを発表! 「6月21日が誕生日なので、がんばります!」と笑顔で意気込みを語っていた。
本編最後は、朗読のあとに歌うのがぴったりな「叫ぶしかない青春」で、感動的にライブを締めくくった。


青春繋がりで毎回胸がキュッと切なくなる「不確かな青春」から始まったアンコール。そして、毎回アンコールの恒例となってきた「挑戦企画 in ナナニジライブ」はジャグリングだ。3年間ジャグリング部に所属していたという倉岡を師匠として、みんな練習してきたそうだが、「この短い期間で、ホントみんなよく頑張ったと思う」と倉岡が先生面をして笑いを取ると、さっそくBGMに乗せてジャグリングを披露。ボール、皿回し、ポイ、ディアボロなどを立て続けに披露していったのだが、本番の緊張感とは恐ろしいもので、リハのほうが完成度が高かったことは強く伝えておきたい! それでもやりきったメンバーに拍手を送りたいが、あらためて挑戦企画は、メンタル面でも成長させてくれる企画だなぁと感じた。

最後のMCでは、新たに世界最大級のアイドルフェス『TOKYO IDOL FESTIVAL 2019』(8/2~4に開催)への出演が決定したことを発表! 憧れであったフェスへの出演を喜ぶと、アンコールラストは心がほっこりする「循環バス」で、歌に朗読にジャグリング……毎回濃過ぎる内容のナナニジライブを終えた。次回『22/7 定期公演 “ナナニジライブ“ #6』は、6月27日(木)に開催。



<SETLIST>

M1「理解者」
MC
M2「やさしい記憶」
M3「未来があるから」
MC
M4「絶望の花」
M5「韋駄天娘」
MC
<高辻麗 ソロステージ>
朗読劇
MC
M6「叫ぶしかない青春」

EN1「不確かな青春」
MC
<挑戦企画 in ナナニジライブ>
ジャグリング
EN2「循環バス」
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